自分をクビにするステップ

それでは、「自分をクビにする」ための具体的な方法を
順番にお話します。

 

ステップ①:専門家になったつもりで自分にダメ出しする

私も含めそうですが、多くの起業家・経営者は、

「自分で何でもできる」と信じて疑わない。

今までに幾多の困難を乗り越えてきたから、

やろうと思えば何だってできる、
いざとなれば自分がやればいい、
自分がやった方が早い、

と思っているのです(そう思うのも当然です)。

確かに、あなたにできないことはほとんどないかもしれません。

しかし考えてみてほしいのです。

「その分野の専門家からみて、あなたのレベルはどうですか?」
「スピードは?完成度は?」

そう考えたとき、、、私は、

自分が人より上手にできることなんてほんの少ししかない

と気づいたのです。

私にとってのそれは、

コピーライティングそしてマーケティング

です。

これ以外は、、、

そのへんの人よりはうまくできているかもしれない、
あるいはその中で比べればできる方だということはあっても、
しょせん、その道のプロに比べればド素人なのです。

あなたにもあるはずです。

・必要に駆られてやっていること
・あまり上手にできていないこと
・何も考えずに当然だと思ってやっていること

時間をかけてでも、まずはこれをリスト化してみることです。

 

ステップ②:人に任せる

実はこれ、起業家にとっては一番難しいことです。

起業家はゼロからビジネスを創出し、すべてを自分でやり、
自分が信じるやり方を築き上げてきました。

だから、人に仕事を任せるという行為がとても不自然なことなのです。

しかも、習慣を変えるのは難しいということをよく知っています。

しかし、成長している企業の経営者は口をそろえて言います。

「権限委任が前進する唯一の道だ」

と。

これは、どんなビジネスでも同じではないでしょうか。

ここで、人に任せることが苦手な経営者に
ぜひとも覚えておいてほしいことがあります。

●正しい道は1つだけではない

●同じ結果を出してくれるなら途中経過は完璧でなくていい

サッカーのプロリーグの中には、コーチが何人も存在します。
その中で何人もの一流プレイヤーがそれぞれのコーチの
元から輩出されます。教え方は様々、決まりなんてありません。

また、流れるようなパス交換から芸術的なシュートで決めた1点も、
混戦の中でたまたま出した足に当たって入った1点も、
どちらも同じ1点、結果は同じなのです。

しかし、頭では分かっていてもそう簡単にはいかない
というのはよく分かります。

「委任」とは、難しいスキルなのです。

 

ステップ③:自分の後継者を選ぶ

会社を成長させるための究極の答は、「後継者選び」です。

あなたの代わりになる良い人材を選び、育てること。

あなた自身は新たなチャンスと責任へとステップアップ
するのです。

飲食店業界に特に多いように思うのですが、

ソースを作るのは自分、ドアでお客さんに挨拶するのも自分、
在庫管理も自分・・・という信念を持った経営者。

彼らは、時給1,000円の業務に忙しく、新規顧客開拓や
リピーターづくりといった時給10,000円の仕事には
手をつけられないでいるのが現状です。

世の中の大部分の経営者は自分をクビにして、まずは
時給1,000円の仕事の山から足を洗う必要があるのです。

 

ステップ④:自分が不必要になることを喜ぶ

多くの人は、自分がいなくてもいいと考えたがりません。

これは特に大企業の官僚制の重役に見られる行動なのですが、
自分の仕事を引き継ぐ有望な人材を極端に恐れています。

彼らは、いかにして自分の縄張りを守るかを考えます。
あらゆる手段で、自分を必要不可欠な人間に仕立て上げます。

有能な起業家・経営者の行動はその真逆です。

自分が不必要な人間になるように仕向けるのです。

それができたとき、会社は次のステージへ進むでしょうし、
あなた自身は真のビジネスオーナーになることができるのです。

 

 

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