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執筆者の写真高畑 昌史

なぜ、なに、どうやって、今すぐ



高畑です、


人を動かす方法の話をします。

(自分を動かす方法でもありますね)


何か新しいことを始めるとき、

あるいは今までのやり方を変えるときって

必ず「きっかけ」があるんです。


行動する「きっかけ」です。


それは人によって違うのですが、

大きく4つのパターンがあるようです。


『4つの学習タイプ』と呼ばれています。


※学習は、知識を詰め込むことと思われがちですがそうではありません。

学習とは「行動を変えること」です。


その4つとは、


1.なぜタイプ

なぜそれが必要なのか、それがあるとどうなれるのか、ないとどうなるのか・・・など、理由が知りたいタイプ。


2.なにタイプ

そもそもそれは何なのか、概念や定義、歴史や統計データなどが知りたいタイプ。


3.どうやってタイプ

具体的なやり方、手順、プロセスが知りたいタイプ。


4.今すぐタイプ

やってみなくちゃわからない、とにかくやってみるから今すぐ何やればいいかが知りたいタイプ。


この中の1つだけということではありません。

でも、人それぞれ強い特性というのがあるのです。


どれがいいとか悪いとかいう話ではありません


人によって、スイッチの入り方が違うということです。


ちなみに僕は、「なぜタイプ」です。

何よりも“やる理由”が欲しい。

そして次に「今すぐタイプ」が来るような気がします。

やるとなったらとにかくやってみて、後から修正すればいいと思っています。


例えば、

こんな状況を思い浮かべてください。


営業会議で、新規で取引先を開拓しようという話になったとします。


「なぜタイプ」の人は、

・今のままでは会社がヤバい

・新規を開拓すればヒーローになれる

・この方法が一番可能性が高い

みたいなことがわかれば、行動に移ります。


「なにタイプ」の人は、

・その取引先はどういうところなのか

・会社の規模は?見込める売上は?

など、相手のことを知っておきたい。


「どうやってタイプ」の人は、

・どういう手順で進めていけばいいのか

・アポの取り方、提案する商品、プレゼンの仕方・・・

具体的なイメージが沸けば行動できます。


「今すぐタイプ」の人は、

・どこに行けばいいのか教えてくれ

・何を売ればいいのか言ってくれ

という感じで、最初のアクションさえわかれば動きます。


このことを頭に入れておけば、

セールスレターや営業トークのときに役立ちます。


また、部下に何か指示するときにも効果的です。


相手がどのタイプかわからなければ

全てを伝えるのです。


この順番で。


「なぜ」それをやるのか。

それは「何」なのか。

「どうやって」やるのか。

「今すぐ」できることはこれです。


たいていの人は、どこかでスイッチが入ります。



高畑昌史


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