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執筆者の写真高畑 昌史

広告費はコストではない

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OREYALは、いい商品/サービス/人を輝かせることによって世の中に価値を増やすために、最適なマーケティングプランを考えて実行するところまで一緒にやる会社です。

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高畑です、


ダン・ケネディの教えはどれもすごい。

目を覚まされることばかりなのだが、特にこの言葉にはガツンとやられた。


それは、


「凡人は売上をあげるために顧客を獲得する。一方、レネゲイドミリオネア(非凡な人)は顧客を獲得するために売上をあげる」


顧客を獲得するために売上をあげる


この考え方は、多くの人が持っていないように思う。


多くの人は、売上をあげるためにお客さんを探し、商品を売る。売上をあげることが目的なのだ。しかし成功者(全体のごく一部)はそもそも発想が違う。お客さんと付き合うこと(顧客獲得)が一番の目的だ。もっとストレートに言うと、「お金でお客さんを買う」ということだ。


こういう言い方をすると、嫌悪感を抱く人もいるかもしれない。


だけどちょっと考えてみてほしい。


売上が欲しいから、商品を持ってお客さんを探している人。


お客さんと付き合いたいから、商品を持って売って回っている人。


どちらが健全(真っ当)だろうか?


ピーター・ドラッカーもこう言っている。


「企業の目的は、顧客の創造である」


つまり、ビジネスをやる上で一番大事なことは、「顧客獲得(お客さんと付き合うこと)」なのだ。


だからそのための行為は何よりも優先されるべきだ。


広告を出すこともそう。


「広告費はなるべく抑えたい・・・」という人がいるが、ダン・ケネディに言わせたら愚の骨頂、とんでもない話だ。ダン・ケネディは、「広告費を一番多く使える企業が最終的には勝つ」と言っている。


僕が尊敬する起業家、ダイレクト出版の小川忠洋社長は、創業してからしばらくは売上の全てを広告費に回していたそうだ。例えば、その月に売上が500万円あったら500万円使って広告を出す。当時一緒にやっていたビジネスパートナーは気が気でなかったらしい(笑) 「社長!銀行の残高が毎月ゼロです」


でも小川社長は慌てない。「大丈夫、心配するな」と。全てはお客さんの数を増やすため、目先の利益を残すことは得策ではない。とにかく今は顧客獲得に全集中する、と。


結果、順調に売上を伸ばし、現在は100億を超える企業に成長させている。


広告費はコストではなく、投資だ。



高畑昌史


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