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OREYALは、いい商品/サービス/人を輝かせることによって世の中に価値を増やすために、最適なマーケティングプランを考えて実行するところまで一緒にやる会社です。
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高畑です、
いや、本当にそうだよな!と思った。
これは、『カスタマーファンド起業術~顧客のお金で始める5つの事業モデル~』ジョン・ムリンズ著(ダイレクト出版)という本に書いてあったことだ。
事業を始めるとき(それが起業でなく会社の新規事業の立ち上げのときもあるが)、多くの人は銀行やベンチャーキャピタルからお金を借りようとする。「ウチ、こんなにいい事業(儲かる事業)を始めようとしてるんです。だからお金出して!(投資して!)」って。
確かに、スタートアップのときはお金がない。お金があった方ができることが多くなるし、より良いものができるだろうし、スピードも上がる。だから最初にまとまったお金があると事業がやりやすくなる。それはよくわかる。
でも、ジョン・ムリンズさんはこう言った。
「それなら、第三者からお金を集めるんじゃなくて、直接お客さんからお金を集めたら?」
確かに!
こんなに良い商品を、こういう顧客に向けて、このぐらい売ろうと思っている。ね?いいと思うでしょ?だからお金貸して?・・・ということを第三者(銀行や投資家)に説得するってどういうことなんだろう?2つ意味がわからないことがある。
1つは、銀行やその投資家に、ビジネスセンス(先見の明)はあるのか?ということだ。その人たちが目利きができて、「そのビジネスいけるよ」って判断できるならいい。でも実際はそんなことはない。自分はビジネスを起こした経験はなく、見ているところはもしダメだった場合その人に返済能力はあるのかというところだけなんじゃないかというサラリーマン銀行員、あるいは、お金は持っている、人を応援したい気持ちもある、でもそれ以上に楽して儲けたい、そして一切の責任は負わない投資家(※もちろんそんな人ばかりじゃないと思いますよ、銀行員も)のお墨付きにどこまで意味があるのか。
そしてもう1つが、ジョン・ムリンズさんが言っている「だったら回りくどいことをせずに、直接顧客から調達すればいいじゃないか」ということ。あのピーター・ドラッカーさんもこう言っている。「お金を払う顧客が、少なくともいつかは存在しなければ、事業は存在しない」と。本当に成功する事業なら、わざわざ第三者をワンクッション入れないで、最初から直接お金をもらえばいい。
そして、その具体的な方法を5つ、ジョン・ムリンズさんがこの本で紹介してくれている。
①マッチメーカーモデル
売り手と買い手をつなげる
②前払いモデル
現金をもらってから商品をつくる
③サブスクリプションモデル
長期間に渡って定期収入を得る
④希少性モデル
短期間に少量だけ売って多くを稼ぐ
⑤サービスの商品化モデル
一社のためのサービスから一般商品を生み出す
細かい説明は長くなるので省略するが、これだけ見てもなんとなくイメージできるのではないだろうか。例えば、①はエアビーアンドビー、②はコンサルタントや建築家、③は新聞、④はザラ、⑤はマイクロソフト・・・
あなたのビジネスでも使えるモデルがあるのでは?
高畑昌史
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